QUICK ANSWER

先に結論

  • ばらのタイルは実寸法と商品指定の目地幅で縦横を割り付けます。
  • ネット張りモザイクは、チップ1粒ではなく、商品仕様に表示されたシートの目地共寸法・割付寸法を優先します。
  • 必要数へ選んだタイルロス率を加え、ケース入数で切り上げます。
  • 接着剤・目地材は、タイルの破損予備率と連動させず、メーカー使用量から別に求めます。

実寸法・目地共寸法・呼び寸法を区別する

LIXILの公式解説には、300mm角タイルの実寸が295×295mm、目地共寸法が300×300mmという例があります。推奨目地幅は商品ごとに異なるため、3mmなど一つの値を全商品へ流用しません。

表示意味
実寸法タイル本体の実際の縦横寸法
目地共寸法隣のタイルとの目地を含めた割付上の寸法
ケース入数1ケースに入る枚数またはシート数

ばらタイルは目地をn−1本として数える

以下は、n枚のタイルとn−1本の目地で施工幅を覆う、材料ヨミの直線割付式です。メーカー共通式ではありません。施工幅W、タイル幅T、目地幅Jなら、必要枚数nは ceil(切り上げ)((W+J)÷(T+J))。縦方向も同じように求め、縦枚数×横枚数にします。斜め張り、ずらし張り、異形・混合サイズ、端部や伸縮目地に指定がある場合は、商品の割付図と施工要領を優先してください。

0.997m角の面へ、97mm角・目地3mmを割り付ける例

ceil((0.997+0.003)÷(0.097+0.003))=10。縦横10枚なので100枚です。利用者がロス率10%を選ぶと110枚、11枚/ケースなら10ケースです。ロス率は説明用の値です。

モザイクはチップ間の目地を二重に足さない

ネット張りモザイクの公式仕様には、目地共303×303mm、11.3シート/m²、11シート/ケースという表示例があります。材料ヨミで「モザイク1シート」を選ぶ場合は、メーカー表示の目地共寸法(割付寸法)を1シートの計算寸法として使い、チップ寸法やシート内の目地を加え直しません。物理的なネット外寸しか分からない場合は推測せず、商品仕様・施工要領を確認してください。

接着剤・目地材は別の使用量で計算する

メーカーがkg/m²で使用量を示す副資材は、「施工面積×表示使用量」で基本kgを求めます。本/m²など別単位の商品を自己判断でkgへ換算しません。タイルが10%余分だから接着剤も自動で10%増し、とはせず、増しを見込む根拠がある場合だけ、タイルロス率とは独立した副資材ロス率を入力します。

  • メーカー指定の張付材・目地材と適用下地を確認する
  • 使用量に幅があれば、こて・下地・施工条件を確認する
  • 袋・本数は梱包容量へ切り上げる

NEXT STEP

実測値で買い出し数量を確認

用語と入力値を確認したら、計算ツールで必要量と購入単位を計算できます。

陶磁器タイルの必要枚数・ケース数を計算するタイルの買い出しで確認するものを見る

SOURCES & REVIEW

出典と確認

本文は材料ヨミ編集部が一次資料と材料ヨミの計算式を照合し、表示する例の単位・丸め・適用範囲を2026年7月20日に確認しました。次回の出典確認期限は2026年10月20日です。サイト全体の出典と更新状況も公開しています。